あけましておめでとうございます。
院長の金谷です。
今年も西葛西の健康のために日々精進してまいりたいと思います。
さて、２０２５年のはじめは、「おせち」の栄養についてお届けします。
お正月の食卓に並ぶおせちは、元々は節句のお供えに由来します。
しかし、お供えとはいえ栄養価はかなり高いです。
まずは三つ肴です。
「黒豆」は、一年をまめに暮らせるようにとの縁起物で、肌を美しくする良質なタンパク質、コレステロールや脂肪酸の増加を抑えるリノール酸、リレイン酸を（大豆も同様）含んでいます。さらに、ビタミンＢが豊富で疲労回復にも効果的です。
ただし、市販品は糖分が多いのでご注意ください。
「昆布巻」は、体内の代謝を活発にするヨード、カリウムは食品の中でも最高レベルを誇ります。
未来が見通せるとの縁起を担いだ「蓮根」には、生活習慣病の予防に役立つタンニンや貧血予防に効果的な鉄分が含まれています。
長寿をあらわす「海老」は、高タンパク低脂肪でダイエットにも適しており、コレステロール値を下げるタウリンも豊富。
体重が増えた年始にはもってこいの食品です。
おせちに入っているものだけで、こんなにも多くの栄養が摂取できますよ！